はてなブログに移行した。

今まで6年放置のはてなダイアリーを、通勤中に突如はてなブログに移行した。

本を読んでて、メモを書きたかったのではてなダイアリーを開いたら、今ははてなブログの時代だと言う声が聞こえた気がしたのでやった。

しかし、そのために本を読む時間がなくなった。

残業したくないけど、残業する事しか出来ない

先月は、2011年度上半期の終わりと言う事で、俺が勤めてる会社も大変だった。特に俺が所属する部門は、儲かりまっか?と聞かれてもぼちぼち言えない感じだった…と思われる。

そんな中、部門の偉い人たちが色々と頭を捻ったり、お客さんにお願いしたりして何とかお金を儲けつつ、今月一人頭○○時間残業すれば、何とか予算を達成出来る!と言う事が分かった。
(何でそうなるかは分からない。原価差額というものが関係しているらしいが。)

と言う事で、
「みんな今月は○○時間残業して下さい」
的な号令が下った。

ただ、俺の先輩の中で、まぁ俺はあまり尊敬していないのがいるんだが、コイツがその号令に対して噛み付いていた。

曰く「自分たちは裁量労働制なので、残業を強制されるのは矛盾している」とのこと。

確かに、俺が勤めてる会社は裁量労働制なので残業しても給料は増えない。なので一見その反発はもっともにも思えた。

が、よく考えると、じゃあ裁量労働制の俺達が頑張ったはずなのに、何故残業しないと予算が達成出来ないのか?と考えると、何かその先輩の行ってる事の方がおかしいような気がした。

だって、もし俺達が目覚ましい働きを見せ、お金をガッポガッポ稼いでいれば、残業しないどころか、遅く来て早く帰っても予算とやらは達成されているはずだ。それが出来てなくて、お金を稼げてないから予算が達成出来なくて、俺より全然偉い人はそれでもっと偉い人に怒られたり、悪者扱いされる訳だ。そんな中、何と残業するだけで予算が達成出来そうです!やったー!となった。

つまり、この9月に及んで、俺達が提供出来る価値が「残業する」つまり、「会社に時間を提供する」事しかなかった訳だ。

でも、残業するだけで予算達成出来るって、凄いヌルゲーじゃね?
もし俺がフリーランスだったら、それこそ○○円稼がないと赤字ですとか、経費を○○円以上使うと赤字とか、もうそれだけなんよ。救済手段なし。
そんな中、俺は残業するだけで何故か部門の予算達成。
勿論俺以外の人達が何か色々な手段でお金を持ってきたり、持ってきたように見せかけたりしているわけだ。みんな苦労している。

そんな中、自分は価値を提供する事も出来ず、ただ残業したくないとか、何かそれっぽい事を叫ぶだけってのは大人としてどうなの?

と、言うような事を思ったのだが、これは社畜的な考えなのか?と自問した。もう長い事会社員だし、感覚が分からん。責任感を持ち始めたのか、会社に飼いならされてきたのかも分からんし。

まぁ、分かっているのは、凄い大ヒットを飛ばして凄い金を手に入れれば、残業なんてしなくてもいいんじゃない?ってこと。でも、凄い大ヒットを飛ばしたら、チャンスとばかりに働きまくるよね。芸能界でも一発屋の人って、一点集中型でテレビ出るよね。
結局、儲かってても儲かってなくても働くしかないか、いっそ生活保護を受給するかだね。何か過去最高らしいし。

上流な俺のなすべき事がわかった!

ついにというかようやく気付いた。
俺は上流さんとして、やるべき事をやってなかった。

そう、上流な俺のなすべき事とは、より上流にいる人、つまり上司に判断を仰がずに、俺の力で客のムチャ振りにNO!と言い、プロジェクト内の決め事を自分で決める事だった。
俺は今まで、客の話を聞いてある程度理解し、ドキュメントに落とし込んだり、スケジュール管理っぽい事をしたり、メンバーにやってもらうべき事を説明して頑張ってる気になってたが、それは上流下流ではなく、技術者か管理者かと言う役割の違いにすぎなかったんだな。
客を鯉や鮭だと考えれば、奴等の遡上を阻止する事こそが、俺の役割だった。上流と言う呼び方は、河を遡るなんて無茶してる魚達を、荒ぶる流れで押し返し、河の源流にいかせない事だったのだな。
やっと気付いた。今までの俺の流れは弱かった。すぐ上司に行ってた。むしろ、流れが弱いどころか逆流状態ですよ。

今後、この事に気付いた俺は、徐々に、ばれないように流れを戻し、激流となって無理な要求を押し流そう。そう誓おう。

上流もある意味プログラミングだ

最近、コードを書いたり調べたりする時間が減ってる。その代わりお客にメールしたり打ち合わせして説明したり交渉する時間が増えてる。
そうすると、何となく慣れてきて、メールの文面考えたり、説明で喋る時に返す言葉を見つけ出せるようになってきた。
で気付いたんだが、プログラミングもお客との対話もそんなに変わらないんだな。
かつてコード書いてた時は、APIとかドキュメントが整理されていて、同じインプットに対して常に同じアウトプットがあるコンパイラやらインタプリタを相手にしてた。
今はお客と言う名のインタプリタを相手にしてる。このインタプリタは、インプットがメールという名の文字ベース入力か、又は電話、打ち合わせという名の音声ベース入力で、アウトプットも同様だ。そして、状況によって同じインプットに対するアウトプットが変わる、高度なインタプリタだ。
ま、一見やる事が上流にシフトして変わったように見えても、実は同じなのかなって気がしてくる。
今日気付いたら無心で猛烈な勢いでお客に説明メール書いてた瞬間があって、その感覚が無心でコード書いてる時の感覚に似てたので思った。

上流さんは会話する

上流さんは、プログラマ時代には無かった、色んな人との会話という仕事がある。これが難しい。
メールでやりとりしている相手が何か意図のありそうな、意味深チックなことをしてきたけど、全く意図が読めなかった場合、どう対処すべきなのか?
今日のところは悩んだ挙句、その意図を全く無視しているだろうと思われる方向に全力で進んでみた。
本当はどうすべきだったのだろうか?誰か教えて欲しいが、ケースバイケースなので、難しいな。